中国やシンガポール、ベトナムなど、アジアの多くの国では2024年1月28日から2025年2月4日までの、春節としても知られている旧正月を祝います。
この祝日は現地の多くの企業が数週間に渡る休暇を取るほどで、中国系コミュニティがある他国でも旧正月はますます重要視されてきています。ミラノでも、今年の干支 巳年を迎えるにあたり、伝統の龍舞をより多くの人が祝えるよう、チャイナタウンからより収容力のある平和のアーチへ場所を変え、2月2日の日曜日に行われることとなりました。
では、この祝祭の期間中一体どんなものが食べられるのでしょうか。アジアの人々には多くの料理の伝統や迷信があります。伝統的によく食べられているのは魚料理で、中でも鯉は繁栄のシンボルとされています。鯉は、家族の中でもっとも年長の人へ頭が向かうようにテーブルに出さなければならず、決して位置を動かしてはいけません。よく知られている餃子や春巻き、甘い団子や麺類なども、その形が縁起が良いとされているため食べられます。
この祝祭にぴったりのゴルゴンゾーラDopを使った濃厚なお料理を二品選んでみました。
- 照焼きサーモン ゴルゴンゾーラDopソース、白飯、ねぎ、ごま、ベビースピニッチ、ラディッシュ入り
- 野菜とゴルゴンゾーラDopのヌードル
ちょっとやりすぎ?とんでもない!ゴルゴンゾーラDopはアジアの人々にとても人気があります。その理由はラクトース(乳糖)が含まれていないから(*)。ゴルゴンゾーラDopは低温殺菌した全乳から作られるチーズでありながら、ラクトースフリーなのです。アジアの人々の90%以上が、このラクトースを消化できない乳糖不耐症だと言われています。もう一つの理由は、ゴルゴンゾーラDopに含まれる「うま味」です。アジアの人々は自国の食品にも広くみられる、発酵がもたらす第5の味覚「うま味」を楽しんでいるのです。
輸出データがこれを証明しています。2024年1月から10月にかけて、総計およそ54,000個のゴルゴンゾーラDopがアジアに向けて輸出され、その中でも日本と韓国の二ヶ国がゴルゴンゾーラの主要輸入国20か国のリストに名を連ねています。
(生産プロセスの自然な結果により100g中のラクトース1g 以下。ガラクトースは含みます。)