#ゴルゴンゾーラツアー第3区はロンバルディア州の協会所有地、モンツァ、レッコ、コモです。
モンツァは、ヨーロッパでもとりわけ歴史的・芸術的な意味で生産性の高い町で、レッコと同様、現在も見学できるマンゾーニゆかりの場所があります。マンゾーニの『I promessi Sposi（いいなづけ）』には、ゴルゴンゾーラも登場します。主人公レンツォは、ミラノの田舎から逃亡中、ミラノ郊外の宿屋にたどり着きました。そこで空腹を抱えていたレンツォに出されたのが、かの有名な“ストラッキーノ・ヴェルデ”、かつてゴルゴンゾーラ・チーズと呼ばれていたチーズです。
ゴルゴンゾーラツアーはレッコでマンゾーニ邸に立ち寄ります。ここでは、マンゾーニ の部屋を見学することができます。彼はこの部屋から、小説の舞台にもなった山やコモ湖の穏やかな水を眺めていました。レッコはゴルゴンゾーラとの相性は抜群の黄色いポレンタ、“タラーニャ”や“ヴンチャ”でも有名です。
最後に訪れるのはコモ湖の支流です。景色のいい散歩道や、ボートをレンタルして行くこともできるトレメッツォ、メナッジョ、ヴァレンナ、ベッラージョ、チェモッビオなど、魅力あふれる町があり、レッコ側に比べ断然おしゃれな地域です。
