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ゴルゴンゾーラDOP協会ドバイ万博を後に

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21 4月 2022

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ゴルゴンゾーラDOP協会ドバイ万博を後に

ゴルゴンゾーラ保護協会は大いなる満足を胸に閉幕したばかりのドバイ万博を後にしました。参加国は過去最多の192か国を記録し、来場者は1.000万人を上回りました。

当協会はこの6ヶ月間、イタリア製品にとって非常に興味のあるマーケット中東において団結して参加するため、イタリアの他の優秀なチーズ酪農家たちと協力し「ネットワーク作り」を進めることに費やしました。AFIDOP(イタリアDopチーズ協会)の庇護のもとゴルゴンゾーラ協会は、グラーノ・パダーノ保護協会、モッツァレッラ・ディ・ブファラ・カンパナ、ペコリーノ・ロマーノと共に、Cibusの管轄下だったM-Eating Italyセクション(ファイン・ダイニング・レストランとイベントエリアを含む)の立役者でした。

  レストランで提供されるゴルゴンゾーラのクラシックメニューの他、4種のイタリアンDopチーズでそれぞれ「単独」での試食会、ショークッキング、マスタークラスが開催されました。特に興味深かったのは、ドバイ滞在のイタリア人シェフによるマスタークラスでした。フランチェスコ・アクアヴィーヴァ(ハインツ・ベック社)、アレッシオ・ブルジョ(トラットリア・マディナ・ジュメイラ)、デビッド・ディ・ベニネオ(JAオーシャンビューホテル)、ダビデ・ガルディーニ(ヒルトンホテルJBR)、アレッサンドロ・ミチェーリ(ベッラ)、アンドレア・ムガーヴェロ(ヴェーロ – ヒルトンホテルJBR)、ジュゼッペ・ペッツェッラ(チンクエ – ファイブホテル ザ・パーム)が交代でステージに上がりました。またアラビア語圏のソーシャルチャンネル上でも、人気フードインフルエンサー達がゴルゴンゾーラを始めとする3種のDopチーズを使ったイタリア料理を作り、配信されました。(https://www.instagram.com/p/CazwLceDWyW/)

ゴルゴンゾーラDop保護協会とAFIDOPの両協会会長であるアントニオ・アウリッキオは、11月24日ドバイ万博M-Eating Italyスペースで、ディ・マイオ外相に会い、次のように述べました。「我々のチーズは、異なる歴史と産地の原材料である牛乳を知り、(チーズへと)変化させるイタリア企業の素晴らしい能力を表現したものです。世界が羨む財産であり、世界各国からの評価も高まっている今、より一層保護されていくべきものです。例えばイタリアの農産物で重要度において第5位のゴルゴンゾーラは、8億ユーロの売上を生みすことができ、そのうちの3分の1以上は主権国家88か国への輸出が占めています。アラブ首長国連邦では2020年、前年比37%の成長を記録しました。イタリアらしさ、高品質な原材料、食品の管理・安全への最大限の配慮、そしてイタリアの酪農の伝統である数千年にわたる素晴らしい遺産、これらの価値を正しく伝えるために、EXPOのような国際的な展示会に参加することが戦略的であることは明らかです。」

ゴルゴンゾーラDopは、ピエモンテ州がCeipiemonteとVisitPiemonteの協力を得、1週間かけて開催された、ピエモンテの素晴らしさを伝える「ピエモンテ・ウィーク」を始め、ピエモンテの町の象徴的なポイント各地で催された多くのイベントで活躍しました。ピエモンテ州の製品や、ゴルゴンゾーラDop保護協会が提供するゴルゴンゾーラリゾット等の郷土料理をベースにしたエノガストロノミアの素晴らしさを多くの方が堪能しました。

最後に、ロンバルディア州がインターコンチネンタル・ドバイ・マリーナ・ホテルで開催した、ロンバルディア州の生産システム、文化・環境景観を国際的に広め、リランチを目的にポリテクニック財団と共同で推進している「イノベーションハウス」プロジェクト発表のディナーで、ゴルゴンゾーラDOPの試食会が行われました。