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フランスはイタリアの地理的表示乳製品の輸入においてトップの地位を確立した。2023年、従兄弟フランス人【訳注:イタリア人は親しみと皮肉をこめてフランス人に対して「従兄弟」と呼ぶことがある】は、およそ4億7000万ユーロに相当する 、4万トン以上ものDOP及びIGPチーズを購入した。この量はイタリア乳製品全輸出量のほぼ50%を占める。

これらの数値は、今回パリで開催されたSIAL Paris シアル・パリにおいて、イタリアの乳製品企業と保護協会が出展社数でフランスを上回り、Made in Italy の農産物の圧倒的な存在感を反映している。

ゴルゴンゾーラDopチーズは、アルプスの向こう側に位置するフランスで特に人気のあるチーズの一つで、SIAL Parisシアル・パリでは、タレッジョ、アジアゴ、グラーナ・パダーノ、カンパーナ州のモッツァレッラ・ディ・ブーファラ保護協会とともにAFIDOPのブースに出展した。スタンドでは、シェフ ダニー・インブロイージ氏による5種のイタリアDOPチーズを使った料理が多くの来場者から好評を博した。

ゴルゴンゾーラDop協会は、特別イベント「フオリ・サローネ」にも参加した。10月20日には、パリの中心部にあるフランス自動車クラブにおける「イタリア風アペリティフ」でイタリア産DOP・IGPチーズの素晴らしさが称えられた。SIALではシェフ Carla Ferrari 氏がライブクッキングショーを行い、AFIDOP で紹介された5種のDOP チーズ(アジアゴ、ゴルゴンゾーラ、グラーナ・パダーノ、カンパーナ州のモッツァレッラ・ディ・ブーファラ、タレッジョ)を使った5種の料理で華麗な夜を演出した。夜にはゴルゴンゾーラDop協会会頭 兼 AFIDOP会長であるアントニオ・アウリッキオ、駐仏イタリア大使のエマヌエラ・ダレッサンドロも出席していた。